ARES[ARES] PCBレイアウト・ソフトウェア

高性能なネットワークをベースにしたPCBデザインパッケージは、完全で強力な回路図作成のイシス回路図キャプチャ[ISIS schematic capture]を補完して、自動的に部品の配置と効果的な破棄と再試行を行うシェープ・ベースのオートルーターの優れた両方の特徴を持っています。

ISIS[イシス]回路図キャプチャとARES[ARES] PCBレイアウト パッケージとで完全なパッケージとなります。

製品概要

ARESPCBレイアウトの機能:

  • さらに詳しく... 16層, 2シルクスクリーン層, 4機械的層プラスボード・エッジ, キープアウト, ソルダーレジストとソルダー・ペースト・マスク
  • さらに詳しく... ハードウエア・アクセレート・グラフィック表示と直観的なスルー・ビュー・レイヤー透明性
  • 任意の角度の部品配置とパッド・スタック
  • さらに詳しく... 全自動のラッツ・ネストと強引なベクター生成
  • ドラッグ・アンド・ドロップのピン交換とゲート交換
  • さらに詳しく... ボード・テンプレートとテクノロジー・データ・ブロックによる設計の再使用
  • さらに詳しく... 高く評価されている手作業の配線システムは、込み入ったネットリスト・ベースの手配線作業に理想的です。
  • さらに詳しく... フィル形式とサーマルリングの完全な制御を有する多角形電源プレーン *グリッドレス
  • さらに詳しく... 接続状況及び物理的な(現状の)設計ルールとデザインの完全性チェック
  • さらに詳しく... 完全な IPC782 ランド・パターン・スタンダードを含んで、大規模でそして成長を続けるフットプリント・ライブラリ
  • さらに詳しく... ODB++, CADCAMとパネル化出力機能
  • さらに詳しく... 自挿機の為のピック&プレース・ファイルとテストポイントの情報ファイル
  • さらに詳しく... 3D視覚化エンジンが現在の配置レイアウトの3D表示を提供します。

設計自動化:

  • さらに詳しく... 自動部品配置
  • さらに詳しく... 統合シェープ・ベ−ス自動配線
  • ボードレベルのミットリングは配線長を最小にする、又は半田トラップを避けるために行います。

"PCB設計を私たちはビジネスとしています。私たちは常にPCBレイアウトソフトウェアを再調査しており、ラボセンターはこれまでの10年間でリストの最上位です。確かに最も生産的で、そして非常に手ごろな価格です。我々は他にも製造の為の非常に高価なソフトウエアを持っていますが、しかし、それらは頻繁に使用しなくなりました。"

Donald Kay: Don Alan Pty

購入とオプション

すべてのPROTEUS PCBデザイン・ソリューションは ISIS[イシス]回路図キャプチャ・パッケージとARES[ARES] PCBレイアウト・パッケージの両方を含みます。コストは必要とする設計容量と必要とされる機能セットの双方に依存します。

利用可能なソリューションの概要がこちらで見ることができます。また関連した価格のリストはこちらで確認する事ができます。

レイアウト・データベース

ARES[ARES]は最も複雑なPCB設計相当の、最先端レイアウトデータベースを持つ特徴があります。 配置の分解能は10ナノメートルで、基板の最大の大きさは20mまでです。 パッドスタックが内部のレイヤ上に最大の配線経路領域の達成を手助けするため、部品とその他のオブジェクトは0.1度単位で回転されるかもしれません。

ネットリスト & ラットネスト処理

配置段階で ARESはラットネストとフォースベクトルの両方を表示します。あなたが部品をドラッグすると、両方ともリアルタイムに更新されます。ラットネストは 経路指定によって自動的に更新します − 配線を追加するとラットネスト・ラインは表示されなくなり、配線を削除すると再び表示されます。 また判り易くする方法として、ラットネストの色と視認性を設定することができます-例えばブルーの電源線の中に緑の信号線を割り当てる。

システムは設計の修正を完全にサポートしています − もし回路図を変更して、ネットリストを再ロードすると ARESは正確にどの部品やトラックが 影響したかを警告表示します。同じくARESで更新されたピン-スワップとゲート-スワップが回路図に自動的に戻って送り込まれます。

ハードウエア・アクセレレーション

ARESはユーザーのコンピュータ・グラフィック・カードが稲妻のように速い性能を提供するパワーを利用します。ユニークな透明性オプション と共に、これは大きくて、マルチ層のボードさえナビゲートして、理解するのが簡単で高速です。 また、伝統的なWindows GDIグラフィック操作はアクセレート表示のために必要なハードウェアなしでサポートされます。

テンプレートとテクノロジー・データ

ARES Menu for configuring technology data.

ARES テクノロジー・データの構成のためのメニュー

ARESはボード・テンプレートとテクノロジー・データの形式でデザイン再使用ための包括的なスキームを含んでいます。 ユーザは一般的なプロジェクトを代表する数個のテンプレートを作成して、次に、構成された情報のすべてをプレロードするために テンプレートから新しいレイアウトを初期化できます。 一般的なユーロカード・ボードのデフォルト・セットは標準として供給されています。

テンプレート・ファイルはテクノリジー・データ・シートと共にベーシック・レイアウト(ボード・エッジ、マウンティング・ホール) このデータは設計ルール、ネットのクラス、レイヤーの使用、グリッド、ユニットとボードのプロパティーを含み、そして、 直接新しいプロジェクトがテンプレートから初期化される時と同様に他のレイアウトに適用できます。

自動配置

自動コンポーネント配置で、絶対最小限の努力でボード全体に部品を配置することが出来ます。或いは、配置はインタラクティブに行うことが出来るので、最初に重要な部品を配置するだけで、残りはARESが自動配置します。

シェープ・ベース自動配線

PROTEUSには世界クラスの統合されたシェープ・ベース・オートルーターが標準で含まれています。ルーターは先進のマルチパス・コストに基づくコンフリクト減少アルゴリズムを使用し、高密度ボードでさえ最小化完成度処理を行っています。 現在ではアダプティブ配線アルゴリズムが完成度を上げるための最も良い方法と見なされており、手動配線と区別するのが困難な程の配線結果となります。

配線処理の全体の制御のためにはアバンスド機能セット(PCBデザイン・レベル2以上)でルーターをカスタム配線スクリプトによる配線とインターラクティブに配線コマンドを入力する両方の配線を使用することが出来ます。 これはボードの部分的な配線。ボードの配線領域や配線のセット(ネットやネット層)、ファンアウトの方向、又は、長さを設定できます。

オートルーターのさらに詳しい情報をご覧下さい。

ARES Shape Based Autorouter

BGAフットプリントでのPROTEUS・シェープベース・オートルーターの実行前と後 の例

手動配線・配置と編集

手動配線はラッツネスト線(ラバーバンド)から始める必要は無く、どの様にも希望通りに配線するだけで、ARES[ARES]が接続が実際に完了されたときラッツネツト線を取り除いてくれます。

配線を編集する時、元々どう置かれたかに関わらず、どのセクションでも 再配線、又は、削除出来ます。また、どのセクションの配線の厚さ、そして/または、レイヤーを変えるためのコマンドも提供されています。

Track operations

トラック操作

Track selection configuration

トラック選択設定

もし、ICパッドの様な障害物の間に厚い配線がされていますと、ARES[ARES]は現在のデザイン・ルールを維持するために自動的に`ネック`します。

曲線配線は単にCTRLキーを押してマウスで配線するだけで配置することが出来ます。

Tracks can be easily edited and repositioned as required.

Tracks can be easily edited and repositioned as required.

パワー・プレーン

ARESパワー・プレーンのサポートにおいて究極のフィーチャーリングがされています。 - 内部の境界線内で既存のパッドとトラッキングの周辺に自動的に生成するユーザー配置可能な多角形の領域。 パッドと配線を変更すると境界線は設計ルールの間隔を維持するために再計算されます。 熱を逃がすために各多角形について、網掛け、又は、塗りつぶしを選択する機能がサポートされています。 内部ゾーン(ネストされたゾーン)を含めることが出来、そして/又は、接続されていない無関係なコパーのアイランド は無視されます。 すべての計算はグリッドのない形状幾何学的パターンに基づいており集中した配置計算が手動のボード配置で 干渉があるような場合にバックグラウンドで起こります。

Close up of two ARES zones with the same board.

同じボードにおける2つのゾーンについてクローズアップしています。左上が熱を逃がす為の接続を示している網掛け領域で右下が塗りつぶし領域で、ソリッドと、単調面、接続点を表示しています。

デザインルール照合
Live DRC reporting on the status bar.

ステータス・バー上で現在のDRC レポート

手作業の経路指定の間、ARESはユーザーが配置する各配線をチェックし、もし物理的や電気的なデザインルールが守られていない場合、警告を発します。あなたはまた全体的に物理的、電気的な設計ルールのチェックをいつでも実行できます。後者は任意のミスや余分な接続のリストを報告します。 − リストの任意の登録をダブルクリックするとARESは正確にPCB上のどこにエラーが位置しているか示すため、ズームインするでしょう。

パッケージ・ライブラリ

供給されたライブラリはすべての汎用的なIC 、トランジスタ、ダイオードとコネクターのパッケージの種類を含め、スルーホール部品の広い範囲をカバーしています。 私たちは又標準として、全てのIEC ライブラリと標準的なディスクリート部品やIC パッケージの種類を含んだ SMT フットプリントを供給します。 ARESは一般的な2D(二次元)作画の特徴もサポートしており、新しいパッケージは容易に図画上で直接作成することができます。

マニュファクチャリング[製造のための]出力
Valor ODB++ Manufacturing Output

Valor[バロール] ODB++ 製造出力

PCBを標準のウィンドウズ・プリンターに出力する基本的なサポートと同様に、ARESはペンプロッターのための最適化されたHPGLドライバーを供給し、そして、プロフェッショナルな基板のための完全セットも供給しています。

ODB++ が製造出力フォーマットとしてサポートされています。ODB++は現在では最もインテリジェントなCAD/CAMデータ変換フォーマットです。単一の統一されたデータベースで全てのCAD/EDA、アセンブリー及び、PCBとしてキャプチャします。 バロール社(ODB++形式の創始者)は無料のODB++ビューアー提供しており製造する前にチェックすることが出来ます。

標準のexcellon形式ファイルはドリル[ボール盤]のためにサポートされていますが、伝統的なガーバー出力はRS274DとRS274Xの両方でサポートされています。 さらに、Pick&Placeツールのためのコンポーネントの位置とオリエンテーションを記載するASCIIファイルも作成されます。

統合ガーバー・ビューワーも用意されていますので、ガーバー・ファイルのチェックも出来てボードをパネル化して見ることも出来ます。

3D[三次元]視覚化

ARESの3D視覚化ツール(3Dビューワ)は現実的にボードを眺めた状態と配置を提供します。これはボードの配置において設計の手助けとして極めて有用です。

3D Visualisation of the XGS Gamestation Board.

XGSゲーム・ステーションPCBレイアウトの3D ビジュアライゼーション

Specifying 3D model parameters in the Make Package dialogue form inside the ARES Application.

ARES[ARES]の`Make Package`ダイアログで3Dモデルのパラメータも指定することが出来ます。

軌道と'フライバイ'のナビゲーションは共に非常に直感的であり、マウスで制御します。 また、半透明の箱としてボードの周りに現れるボード・チャーシに対応する'高プレーン'を指定することが出来ますので突出・起伏物のための速くてビジュアルなチェックが可能です。 ARESのライブラリはARES[ARES]内部から直接カスタム3Dフットプリントを作成するか、または標準の*.3dsファイル形式でモデルをインポートすることによって3Dフットプリントと包括的なサポートが供給されています。商業MCADパッケージの大部分、いくつかのフリーソフトウェアツールからこの形式でファイルをエクスポートすることができます。

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